木原たか子皮フ科クリニック
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皮膚のお話
 
Infomation
木原たか子
皮フ科クリニック
西宮市甲子園七番町
19-13
TEL 0798-49-4112
 
 TOP皮膚のお話最先端レーザー治療

米国キャンデラ社製レーザー装置と治療

皮膚のお話
 

この度、当院では血管腫治療用として最新の色素レーザー「Vbeam」を導入致しました。今まで使用しておりました従来型色素レーザー「SPTL-1b」と同じ色素レーザーですので、基本的には同じ治療の継続ができますが、新たな機能が付いておりますので、血管腫により高い効果が期待できます。

 

 《より高い治療効果の期待》

血管腫(血管の太さ)に準じて最適なパルス幅(0.45m秒〜40m秒)を選択でき、より高い治療効果が期待できます。例えば、基本的には太めの血管であれば長いパルス幅でじっくりと照射、細めの血管であれば短いパルス幅で瞬間的な照射を選択します。 ※ 従来の「SPTL-1b」は極短い0.45m秒固定タイプです。
《紫斑形成の軽減》
血管腫への治療でパルス幅を長くすることで血管への損傷を抑え、血管内のヘモグロビンという色素のみにダメージを与えるため紫斑という内部(皮下)出血が抑えられます。

 

 《より高い治療効果の期待》

血管への治療でパルス幅を長くすることで血管への損傷を抑え、血管内のヘモグロビンという色素のみにダメージを与えるため紫斑という内部(皮下)出血が抑えられます。

 

《照射による火傷(瘢痕化)の防止と痛みの軽減》

(1)パルス式ダイレーザー
ダイナミッククーリングデバイス(DCD)表皮冷却システムによりレーザー照射時の熱損傷(火傷など)を防ぎ、痛みを軽減します。
 
(2)アレキサンドライトレーザー
 太田母斑(写真3,4)、異所性蒙古斑、青色母斑、両側性遅発性太田母斑(思春期以降に両下眼瞼に点状に青黒く現れほとんどのひとが”シミ”だと思っている)などの真皮メラノサイトーシスに著効する。また、外傷性刺青(外傷時に砂などが傷から入り青黒くみえる)にも著効する。


 また、老人性色素斑、扁平母斑(いわゆる茶あざ)、表皮母斑など表在性色素性疾患に有効である。老人性色素斑(写真5,6)は1回の照射で治療が完了する例が多い。扁平母斑は母斑の性質上、再発例も多く必ずしも有効例ばかりではないが、他に有効な治療法がないため、レーザーは試みてみる治療法と考えている。
 

 レーザー治療の開始年齢について

 治療効果は年齢が若いほど良い。また、色白の人のほうが良い(逆に、日焼けした肌では効果が悪い)。その理由は、若い人ほど皮膚が薄く、レーザー光が到達しやすいため。また、色白の人は皮膚の余分なメラニンが少ないためレーザー光が達しやすい。1歳以下の乳児では紫外線に当たることも少なく成人と比べて約2倍の効果が認められる(治療回数としては約半分ですむ)。そのうえ治療に対する恐怖心が2歳以上の子供ではみられるため、子供のアザの治療を行う場合には1歳以下のなるべく早い時期から始め、できれば1歳頃には治療を終了するのが良いと考えています。
 

 治療の費用について

 太田母斑、扁平母斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青、単純性血管腫、苺状血管腫、毛細血管拡張症は一部保険適応です。その他の疾患は現在のところ自費診察扱いとなります。
 
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